木箱製造は弊社の起源であるとともに、私たちの地域「たつの」と共に歩んできた事業でもあります。私たちの地域、「たつの」は、揖保川がもたらす伏流水により、昔から醤油の醸造と素麺づくりが盛んで、この二大産業と共に育まれてきた地域です。
創業当時の「山口製箱所」の主要商品は醤油瓶の木箱と素麺の木箱でした。その後時代の移り変わりの中で、現在は新会社「株式会社 箱や」を2013年に設立し、また食品容器としても使われる木箱をより安心安全にお届けできるよう、クリーン室を備えた新工場を2019年9月に竣工いたしました。

現在は主に環境保全(ECO)の観点から、インドネシアのファルカタ材（インドネシア国策により植林され、早期成長→採取→植林と森林伐採を行わず環境配慮された木材）を使用しております。

時代や材料は変化しても、「真心をこめて凾に生きる」の理念は変えず、一箱一箱を大切に木箱製造を行ってまいります。